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はじめに


本ブログでは、SAP Datasphere, SAP BW bridge において、BW のビジネスコンテンツ をインストールする方法を説明します。

SAP BW bridge の概要はこちらのブログをご参照ください。

 

前提



  • HANA Studio もしくは Eclipse の BW Modeling Tools がセットアップされていること

    • Modeling Tools のインストールはこちらのヘルプをご参照ください。

    • 最新版の BW Modeling Tools をインストールしてご利用ください(少なくとも「SP00 Patch2 for SAP BW MODELING TOOLS 1.24」以降のバージョンをご利用ください)。



  • SAP BW bridge のプロビジョニングが終了し、 SAP BW bridge のユーザーが作成・登録・権限設定されていること



 

1. SAP BW bridge Project の作成


まず、BW Modeling Tools で SAP BW bridge の Project を作成します。(既に作成済みの方はここはスキップしてステップ2に進んでください。)左の「Project Explorer」ペインで右クリックし、「New」 → 「Other」 を選択します。


図1 : BW bridge Project の新規作成


表示されるウィザード画面で「BW bridge Project」を選択して「Next」を押下します。


図2 : BW bridge Project の新規作成ウィザード


「Use a Service Key」を選択して「Next」を押下します。


図3 : BW bridge Project の新規作成ウィザード


SAP Datasphere の Web 画面より、サービスキーを取得します。「接続」→「SAP BW bridge のスペース」→「ローカル接続」より接続を選択して「編集」、と遷移すると以下の画面が表示されます。ここで、「SAP BW サービスキー」横のコピーボタンを押下してサービスキーをコピーします。


図4 : SAP BW サービスキーの取得


このサービスキーを、先ほどの BW Modeling Tools にペーストします。「Next」を押下します。


図5 : SAP BW サービスキーの設定


「Open Logon Page in Browser」(もしくは「Copy Logon URL to Clipboard」)を押下し、Web ブラウザにて SAP BW bridge にログインします。


図6 : SAP BW bridge へログイン


ブラウザで SAP BW bridge にログインされます。


図7 : SAP BW bridge にログイン成功


SAP BW bridge へのログインが完了すると、BW Modeling Tools の画面が遷移します。必要に応じてログオン言語を変更し、「Next」(もしくは「Finish」)を押下します。


図8 : SAP BW bridge Project の新規作成ウィザード


「Next」を押下すると以下のように Project 名を変更できます。必要に応じて変更し、「Finish」を押下します。


図9 : SAP BW bridge Project の新規作成ウィザード


BW Modeling Tools で SAP BW bridge の Project が登録され、 SAP BW bridge にログインできました。


図10 : BW Modeling Tools で SAP BW bridge にアクセス


次回以降 BW Modeling Tools を起動して SAP BW bridge の Project にアクセスすると、上記図6、図7 の手順でログイン可能となります。

 

2. BW ビジネスコンテンツのインストール


BW Modeling Tools で SAP BW bridge の Project が作成されたら、BW ビジネスコンテンツ (BW Contents) をインストールします。本ブログでは、例として FI-AA 領域のビジネスコンテンツをインストールしてみます。


図11 : FI-AA 領域の BW コンテンツ


BW Modeling Tools の右にあるアイコンから、「Content Install View」を選択して開きます。ここで、「Objects to be collected」タブの左側の空白ペインで右クリック→「Add BW Content Object」を選択します。


図12 : Content Install View で BW Content Object を追加


「Add BW Content Object」ウィンドウでインストールする BW Content の検索を行います。ワイルドカードを利用した検索が可能です。ここでは、データフローの最上位となる複合プロバイダー "/IMO/V_FIAA01" を検索します。対象オブジェクトを選択し「OK」を押下します。


図13 : インストール対象コンテンツの検索


ソースシステムを選択し、Collection Mode を設定(本ブログでは関連する全てのオブジェクトをインストールするために「Data Flow Before and Afterwards」を選択)し、「Collect」を押下するとインストール対象オブジェクトが収集されます。


図14 : インストール対象コンテンツの収集


インストール対象オブジェクトの収集が終わると、「Objects to be Installed」タブで対象オブジェクトを確認できます。

ここで「Mode」を「Install in Background」にし、Packageを選択し、「Install」を押下します。(注:「Install in Background」が選択できない場合は、最新の BW Modeling Tools をインストールしてください)


図15 : BW Contents のインストール


===== 補足 : ABAP Package の作成 =====


補足:ABAP Package は BW bridge コックピットより作成可能です。BW bridge コックピットで「ソフトウェアコンポーネント管理」のタイルを押下します。


新規作成ボタンを押下し、新規ソフトウェアコンポーネントを作成します。


作成したコンポーネントを BW bridge テナントにクローンします。



クローンを行うことで、同名の Structure Package が作成され、移送依頼の作成で利用可能となります。

===== 補足 : ABAP Package の作成 =====


 

移送依頼の確認画面が表示されたら、移送依頼の新規作成や既存への割り当てなどを行います。


図16 : 移送依頼の選択


「BW Job」でインストールステータスを確認できます。


図17 : インストールステータスの確認


インストールが完了したらインストールされたオブジェクトを確認します。左のペインでツリーを展開し、対象オブジェクトを確認します。ヘルプに記載の各レイヤー (Corporate Memory ~ Integrated DWH Layer ~ Virtual  Data Mart Layer) のインフォプロバイダー (ADSO、Composite Provider) やそれらで利用されるInfoObject、変換などがインストールされていることを確認します。数百〜数千ののオブジェクトがこれだけの操作で利用可能となりました。


図18 : インストールされたオブジェクトの確認


 

最後に


以上で SAP BW bridge で BW ビジネスコンテンツ (BW Contents) のインストールを行うことができました。 BW ビジネスコンテンツには SAP が過去20年以上に亘り培ってきた SAP データの分析に関するナレッジ・知見が詰め込まれています。 SAP BW bridge ではこれらを迅速に活用することが可能で、データから価値を生み出すまでの期間を大幅に短縮することが可能となります。

今後、別のブログでソースとなる SAP S/4HANA からのこの BW ビジネスコンテンツへのデータロード、そしてSAP Analytics Cloud での可視化、もご紹介したいと思いますので、ご期待ください。