Technology Blogs by SAP
Learn how to extend and personalize SAP applications. Follow the SAP technology blog for insights into SAP BTP, ABAP, SAP Analytics Cloud, SAP HANA, and more.
cancel
Showing results for 
Search instead for 
Did you mean: 
hiroki_ito
Product and Topic Expert
Product and Topic Expert
1,162
概要

このブログは、SAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridgeの簡単な使用例と基礎知識を紹介するシリーズの一部です。このシリーズの目的は、SAP BW bridge, SAP Data Warehouse Cloud, SAP Analytics Cloudがどのように連携するのかを理解することです。

パート4では、従来のSAP BWからSAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridgeにデータモデルを転送するための、シェルコンバージョンのウォークスルーについて説明します。

 
利用可能期間

シェルコンバージョンツールは、2022年2月23日に予定されているWave 5のリリースで利用可能になる予定です。アップデート日付については、SAPノート2984828を参照してください。

 

SAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridgeの概要

SAP BW bridgeは、SAP Data Warehouse Cloud用にリリースされた最新機能です。主なメリットは、SAP BWの既存のオンプレミス設計を活用しながらSAP Data Warehouse Cloudのクラウドベースの最新機能にアクセスできる点です。詳細については、Overview and Technical Deep Diveブログ記事をご覧ください。

 




 

前提

次のセクションでは、SAP GUIのほか、SAP HANA StudioEclipseを使用します。


SAP BW GUI


 


SAP HANA Studio


 
注記: SAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridgeはRFCを介して従来のSAP BWシステムに接続するため、以下のステップを実行する前に、接続を設定しておく必要があります。

 




 

パート 4: SAP BW bridgeへのシェルコンバージョン

ウォークスルー

今回のウォークスルーでは、シェルコンバージョンを使用して従来のSAP BWシステムからデータモデルを転送する方法について説明します。この例では、SAP BW bridge for Data Warehouse Cloudに単一のインフォキューブを転送します。

 


SAP BW GUI: Infocube Use Case – ZBRI_DEMO


 

ステップ 1:

まず、SAP GUIでトランザクションコードSTC01にナビゲートします。次に、タスクリスト SAP_BW4_TRANSFER_CLOUD_SHELLを選択して実行します。これはSAP BWから SAP BW/4HANAへのシェルコンバージョンと同じです。


SAP BW GUI: STC01


 

ステップ 2:

次に、タスクリストのページを確認します。まず、転送するオブジェクトを選択する必要がありますが、そのためにはハイライトされている“Fill Parameter” を選択します。


SAP BW GUI: Maintain Task List


 

ステップ 3:

次に、オブジェクトの一覧ページが表示されます。ここで、ハイライトされている“Add New Object”に進みます。


SAP BW GUI: Add Objects


 

ステップ 4:

すると、BWBW/4HANAと同じような検索ウィンドウが表示されます。次に、例のインフォキューブであるZBRI_DEMOを入力し、検索を選択します。


SAP BW GUI: Search


 

ステップ 5:

オブジェクトを選択すると、オブジェクトの一覧に戻ります。


SAP BW GUI: List of Objects




追記


Similar to settings in SAP BW for transports or business content installation, we are able to control the scope of selection as highlighted here. In our example, we will not be transporting all related info objects and limit the scope to only the Infocube so we have selected “Minimal Scope“. This will however transfer objects like the InfoArea automatically.


SAP BWの移送やビジネスコンテンツのインストールに関する設定と同様に、ここでハイライトされている通り、選択範囲を制御することが可能です。この例では、すべての関連するインフォオブジェクトを転送せず、インフォキューブのみに範囲を限定するため、 “Minimal Scope“を選択しました。ただし、これによって、InfoAreaなどのオブジェクトは自動的に移送されます。



Additional Information: Only Mandatory Objects


複合プロバイダを自動的に作成するオプションもあります。このオプションは、転送するオブジェクト上に構築されたクエリがある場合に重要になります。このようなシナリオでは、これによって追加の複合プロバイダが登録され、新しい環境でクエリが複合プロバイダに移動されます。



Additional Information: Create HCPR



 

ステップ 5:

次に、"Shell Transfer Target System" を選択して、ターゲットシステムを選択します。


SAP BW GUI: Target System


 

ステップ 6:

ここでは、あらかじめ定義された移行先のシステムを選択する必要があります。これはRFC接続のため、SM59で更新されています。


SAP BW GUI: Target System


 

ステップ 7:

タスクリストのページに戻ったら、タスクリストを開始することができます。これは、以下のように直接行うことも、バックグラウンドで行うこともできます。
注記: 選択したオブジェクトの数によって実行時間は異なる場合があるため、バックグラウンドジョブとしてトリガすることをお奨めします。


SAP BW GUI: Start Task List Run


 

ステップ 8:

タスクリストで、選択したオブジェクトのパッケージと移送マッピングの更新を求めるメッセージが要求されなくなります。次に、2 番目のタスクで "Fill Parameters" を以下のように選択します。


SAP BW GUI: Fill Parameter


 

ステップ 9:

"Maintain Object List"のページで、"Assign Receiver Package and Transport"を選択し、これを実行します。


SAP BW GUI: Assign Package


ステップ 10:

次に“Package”と“Request/Task”を入力しEnterを押します。
注記:パッケージと移送依頼はソースシステムにはなく、ターゲットシステムに存在ます。このステップの前に、ターゲットシステムで作成し、メンテナンスする必要があります。


SAP BW GUI: Package and Transport


 

ステップ 11:

次に、直接またはバックグラウンドで実行を“Resume”します。
注記: 選択したオブジェクトの数によって実行時間は異なる場合があるため、バックグラウンドジョブとしてトリガすることをお奨めします。


SAP BW GUI: Run Job


 

ステップ 12:

最後のステップは、"関連オブジェクトの使用に関するチェックリスト" です。これは、カスタムコーディングおよび権限チェックです。タスクの“Fill Parameters”を選択し、問題があれば解決する必要があります。


SAP BW GUI: Check Usage


 

ステップ 13:

"BADI"と"AUTH"の両方に解決済のマークが付いていることを確認する必要があります。追加のアクションは必要ありません。
注記: 実際にフラグが立てられ、"Where used"に表示されるオブジェクトがある場合は、このタスクリスト外の場所でマニュアルで解決する必要があります。


SAP BW GUI: Customer Coding


 

ステップ 14:

最後に、直接またはバックグラウンドで“Resume”します。
注記: 選択したオブジェクトの数によって実行時間は異なる場合があるため、バックグラウンドジョブとしてトリガすることをお奨めします。


SAP BW GUI: Run Job


 

ステップ 15:

タスクリストが完了し、オブジェクトが正常に転送されたことが確認できます。


SAP BW GUI: Task List Complete


 

ステップ 16:

最後に、HANA Studioにログインし、Infocubeが転送されたことを確認します。下図のように、Infocube[ZBRI_DEMO]DSO[ZBRI_DEMO]として移送されていることが確認できます。また、InfoAreaも自動的に移送されています。


SAP HANA Studio: Object Transferred


完成です!

 




 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。近日中にデモを公開する予定ですので、またご覧ください。

 

はじめに述べたように、このブログ記事はシリーズの一部になります。以下からその他の記事をご覧いただけます。

パート1:SAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridgeを利用したシンプルなオブジェクトの作成(デモ)

パート2:SAP BW bridgeとSAP Data Warehouse Cloudのデータの結合 (デモ)

パート3:SAP BW bridgeとSAP Data Warehouse CloudでSAP Analytics Cloudを利用する(デモ)

パート4:移行ツールを使用したSAP BW bridgeとSAP Data Warehouse Cloudのオブジェクト移行

[近日公開]パート5:SAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridgeのデータロードについて

 

以下の追加記事も参照ください。

Introducing SAP BW bridge for Data Warehouse Cloud

SAP Data Warehouse Cloud, SAP BW bridge: Overview and Technical Deep Dive