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SAP Gateway Demo System (ES5) は、デモ用のサンプルとして BP マスタデータを OData API として提供しています。これを使って、BP マスタデータの一覧表示、選択された特定の BP レコードの詳細表示、Web Address のオープン、アドレス情報を使った Google map のオープンを行います。
初期画面の UI CANVAS(画面上部に青色でハイライト)で、一覧表示の画面をデザインしていきます。Page name には Main と入力し、Title 項目の Content には、List of BPs in ES5 と入力し、画面左側のパネルから List item をドラッグ&ドロップで配置します。
3. Data Resource の作成
画面上部の DATA アイコンをクリックし、画面左側のパネルの DATA RESOURCES を選択、画面右上の ADD DATA RESOURCE ボタンをクリック、OData integration を選択します。
Data Variable は Page Variable と同様に、画面項目に割り当てることができますが、その定義においては Data Resource からスキーマ情報が自動的に取得され、また、指定した Data Variable type に従って、デフォルトのロジックが自動的に設定されます。
まず、BPマスタ一覧のデータを取得するために、list 操作のための Data Variable を作成します。
画面上部の UI CANVAS アイコンをクリックし、右上のスライダーを VIEW から VARIABLES へ移動、画面左側のパネルの中の DATA VARIABLES を選択し、ADD DATA VARIABLES ボタンをクリックします。
Data Resource を選択します。ここでは、BusinessPartnerSet だけしか定義されていないので、ひとつだけの選択肢ですが、BusinessPartnerSet を選択します。
BusinessPartnerSet1 という名前が提案されてきます。ここではそのままとします。Data Variable type は、Collection of data records を選択します。基本認証でのユーザ名、パスワードを割り当てるために、Basic authentication の欄のボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウで、Object with properties を選択し、次の画面で、登録した ES5 のユーザ名とパスワードを入力します。なお、Data Resource の定義の際にも、ES5 のユーザ名とパスワードを入力していますが、そこでは、エンティティセットやスキーマ情報の取得のための一時的に用いられているだけです。
画面右下の Add logic to … をクリックすることで、LOGIC ウィンドウがオープンし、デフォルトのロジックが自動的に設定されていることを確認できます。
ここでは、一覧表示に List item コンポーネントを使いましたが、同じく一覧表示のためのコンポーネントとして、Basic list があります。Basic list は、MARKETPLACEからインストールして利用できます。Basic listでは、Data Variable を使わずに直接 Data Resource を割り当てることが可能です。
Basic list を使った場合、Open Page コンポーネントのパラメータには、self.tappedItem.id コンポーネント属性を利用します。