SAPクラウド演習2. SAP Fiori launchpad 有効化 でFiori launchpad が使えるようになりましたので、今回はモバイルアプリ SAP Fiori Client からSAP Fiori launchpad にアクセスしましょう。
- モバイルプラウザとの違いは、SAP Fiori Client が Fiori 用のキャッシュを常に保持するのでパフォーマンスが良くなります
- バーコードスキャン、カメラ、位置情報などモバイル機能にアクセスできます
- オフラインやプッシュ通知は SAP Fiori Client のみでは実現できないので、クラウドのモバイルサービス HCPms またはSAP Mobile Platform が必要となります
1. SAP Fiori Client のインストール
iOS,
Android,
Windows 10 それぞれアプリがありますのでインストールしてください。
2. SAP Fiori launchpad の起動
SAPクラウド演習2. SAP Fiori launchpad 有効化 でブックマークした SAP Fiori launchpad を開始します。
3. 証明書のエクスポート
ヘルプを参照して、証明書をエクスポートします。
4. SAP Fiori Client の起動
ここでは、ステップ2 の SAP Fiori launchpad のURL とステップ3で作成した証明書ファイルが必要です。事前にメールでURLとファイルをモバイルデバイスに送っておきます。
1. SAP Fiori Client を起動して、ログイン (画像1)
2. 一番上の入力フィールドに SAP Fiori launchpad URL をペースト
(画像2)
3. 証明書が必要と言われたら、インストール
4. 次にパスコード設定です。これは SAP Fiori Client 自体のパスコードです。今回はトライアル環境なので”パスコード無効化”にしてOKです。
(画像3)
5. SAP Fiori launchpad が SAP Fiori Client モバイルアプリ内で動きます
(画像 4)
5. テスト
初回はライブラリのダウンロードで時間がかかりますが、2回目からはキャッシュされているのでパフォーマンスがいいです。テストしてみてください。