まずは、このビデオをみてください。ビジネスの概要をダッシュボード的に見て、そこから色んな作業をするというのは良くあります。
VIDEO
これは SAP Fiori launchpad から起動できる Overview Page で中のパーツは"カード" と呼びます。
これらをゴリゴリ・プログラミングで書くこともできますが、IT 部門が annotation.xml を提供して、ビジネスユーザが自分達に必要なカード群をノン・プログラミングで作成してみましょう。
1. オプションのプラグインを有効化
SAP Web IDE を起動して、Overview Page のプラグインを有効化
ブラウザをリロード
4. リスト・カードを追加
プロジェクトにカードを追加します。
データソースを選択。
リスト・カードを選択
高額受注 Top 5 を表示してみましょう。
Annotation Path の最後に #bar を追加するのを忘れずに。
先ほどアプリをテストしたブラウザのタブでリロード。更新された manifest.json が読み込まれます。
5. バブルチャート・カードを追加
同様のステップでバブルチャートのカードを追加してみましょう。
自動的に提案された annotation path の後ろに "#bubble" をつけてください。
こんな表示になります。
この例は 縦がNet Amount で横がGross Amount で、ビジネス的にはおかしい?と思います。
annotation.xml を変更して、色々テストしてみてください。
ヘッダエリアのフィルタを設定すれば、営業組織別や顧客別、伝票タイプ別など切り替えられるようになります。
これらも annotation.xml で制御できますので、別の機会に紹介します。