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MikuKawanabe
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SAPは現在、UX(ユーザーエクスペリエンス)の一貫性に注力しています。

お客様に日常お使いいただく、様々なSAPソリューションがまるで一つのアプリケーションかのように利用する体験を提供できるように、すべてのSAPソリューションで操作感やボタンの配置、名称など一貫したUXを提供できるよう日々アップデートを続けています。

SAPでは、2023年上半期に新しいビジュアルテーマ"Horizon"を採用し、S/4HANA Cloudだけでなく、SAP SuccessFactorsSAP ConcurSAP Commerce Cloud、調達ソリューションのSAP Integrated Business Planningなどをはじめとする多くの製品のUX、そしてSAPソリューション全体のUXの一貫性の向上が進んでいます。

また、モバイル向けにもアップデートがあり、スマートウォッチでも一貫したUXが利用可能になりました。(Apple の watchOS と Google の Wear OSに対応)

本ブログでは以下のようなソリューションの現在の最新UXについてご紹介します。:

  1. SAP SuccessFactors

  2. SAP Concur

  3. SAP Fieldglass

  4. SAP Commerce Cloud

  5. SAP Integrated Business Planning

  6. 調達ソリューション UXアップデート

  7. モバイル UXアップデート


本Blogでは英語表記の画面を中心にご紹介をしますが、日本語表記の場合も同じUX・デザインであることを念頭に、ご確認いただけますと幸いです。

Horizonテーマに対応している他の製品のイメージを確認されたい場合はこちらのブログをご確認ください:

Horizonテーマを利用するメリットや、UIテクノロジーの制約事項などを確認したい場合はこちらのブログをご確認ください:

1.   SAP SuccessFactors


1H2023リリースのタイミングで、SAP SuccessFactorsはほぼ全ての機能が最新のビジュアルテーマ"Horizon"に対応しました。目標管理(Goal Management)とLearningの例を紹介します。

目標管理は、デザインが一新され、図1(Web版)と図2(モバイル版)のような見た目になっています。

新しく視覚的にシンプルで美しいデザインによって、ユーザーが業務の中のより重要な部分に集中させることが可能になっています。


図1:UXが新しくなったSAP SuccessFactors 目標管理機能画面



図2:UXが新しくなったSAP SuccessFactors の目標の進捗確認画面


 


図3:従業員は携帯電話からでも簡単に目標を確認できます


Learning画面のUXも再構築しています。図4は新しいLearningホームページです。


図4: UXが新しくなったSuccess Factors Learning ホームページ


また、従業員が自分のスキルを管理するGrowth Portfolioの開発も順調に進んでいます。


図5: SAP SuccessFactorsの従業員向けGrowth Portfolio


機能についての詳細情報はこちらからご確認いただけます(英語):

 

2. SAP Concur


SAP ConcurもHorizonテーマに対応し、新鮮でモダンなUXに変わっています。

ホテル予約(図6)と経費管理(図7)の例と、デスクトップ用とモバイル用の 2 つのビデオをお店します。


図6:UXが新しくなったSAP Concurモバイルアプリでホテルを予約している様子



図 7: UXが新しくなったSAP Concur による経費管理を行なっている様子


Morning HorizonとEvening Horizonの切り替え方や見た目概要がわかるビデオはこちら(英語):

Horizonテーマのモバイルアプリケーションの概要ビデオはこちら(英語):

 

 

3. SAP Fieldglass


SAP FieldglassもHorizonテーマの新しいUXに切り替わり、全体的なユーザーエクスペリエンスが向上しました。

表示される情報は再編成され、全体的な乱雑さを軽減し、クリックすることでより多くの必要な情報が得られる体験を提供します。また、ユーザーに対して、より多くのガイダンスを提供します。

下の最初の例は、作業者向けダッシュボードを示しています。ToDoは、ユーザーが完了する必要のあるタスクの概要一覧を提供し、新しいInsightsチャートは、労働者の総費用のような情報をすばやく見ることができます。

 


図8:UXが新しくなったSAP Fieldglassの作業者用ダッシュボード


新しい作業員の詳細ページには、採用担当者が興味を持つすべての情報の概要を示すタイルが含まれており、クリックするだけですべての詳細情報が表示されます。

今回のUX変更に際してSAPではユーザー調査を徹底的に行い、どの情報が採用担当者にとって最も重要かを特定しました。

その結果として、図9に示すように、給与情報と在職期間の詳細が表示されています。


図 9: UXが新しくなったSAP Fieldglass の作業員詳細ページ


 

4. SAP Commerce Cloud


SAP Commerce Cloudも、新しいビジュアルテーマに適応するだけでなく、ユーザーエクスペリエンスの更新に大きく投資しています。

SmartEditのデザインも一新されました: 以前は、ページ内のコンポーネントを検索して編集するには、数回クリックする必要がありましたが、 図 10 に示すページ構造パネルを使用すると、ユーザはページ階層内の任意の場所でコンポーネントをすばやく検索して管理できます。

SAP Commerce Cloud の Cloud Portal では、Create Endpoint ウィザード内のコントロール、ラベル、およびアクションの配置が更新され、使いやすさ、アクセスしやすさが向上しました。(図11)

アプリケーション内ヘルプもわかりやすい場所に埋め込まれるようになりました。
また、他の有用なリポジトリへのリンクも提供されます。(図11)


図 10: UXが新しくなったSAP Commerce Cloud SmartEdit



図 11: UXが新しくなったSAP Commerce Cloud の Create Endpoint画面



図12: UXが新しくなったSAP Commerce Cloud の Intelligent Selling Services



5. SAP Integrated Business Planning


昨年末、SAP Integrated Business Planningにも新しいビジュアルテーマが導入されました。

今年の 2305 リリースでは、Planner Workspace のデザインが一新され、全体的なユーザーエクスペリエンスが向上しました。

図 13 に示す新しいデザインにより、ユーザーは Workbook を作成して共有し、Workbook 内にバリアントを定義して利用環境を効率的にカスタマイズできるようになり、計画担当者の日々の利用シーンをより効率化できるようになりました。


図13: UXが新しくなったSAP Integrated Business Planning のPlanner Workspace


2305リリースの詳細については、こちらのブログ記事をご覧ください:

6. 調達ソリューション UXアップデート


SAP Central Invoice ManagementとSAP Ariba Supplier Management - Findings and Event Collaborationの二つに焦点を当ててどのように変わったのかをお見せします。

新しいビジュアルテーマを適用するだけでなく、
ユーザーエクスペリエンスの向上も計り、デザインを変更しているのがポイントです。

SAP Central Invoice Management


ユーザーは、請求書をアップロードするための買掛金用の単一アプリケーションを利用できます。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で複数のファイルを一度に追加でき、直感的な操作でリスト内の 絞り込みが可能です。

個々の請求書について作業が必要な場合は、使いやすい UI が提供されます。(図 14)
分かりやすい入力項目と適切なエラー処理によって、ユーザーは請求書を簡単に修正できます。

請求書のステータス、請求書の画像、ワークフローを同じ場所で確認することも可能です。

さらに、請求書画像は別のブラウザーで見ることができ、ユーザーが次の請求書に移動すると自動的にリフレッシュさ れます。


図 14: UXが新しくなったSAP Central Invoice Management の Invoice Management


SAP Central Invoice Managementは、OCR抽出サービスを組み込んだ上で、機械学習により請求書処理の自動化を最適化します。また、このアプリケーションには簡単な設定ルールがあり、自動化プロセスと学習結果から分かりやすい推奨事項を提供します。

新しく処理された請求書に基づいて自動化率が改善されたことを、ユーザーにわかりやすく表示できることは、お客様にとっても特に便利なポイントだと思っております。

SAP Ariba Supplier Management – Finding and Event Collaboration


バイヤー組織のどのユーザーも、特定のサプライヤーに対して調査依頼(Finding)を出すことができます。

対応担当者は、図15に示すように、調査結果に関するコラボレーションを行う社内外のメンバーからなるチームを簡単に作成できます。コラボレーションは状況に応じて行われるため、非常に効率的です。



図15: UXが新しくなったSAP Ariba Supplier Management の検索とイベントのコラボレーション。画像は、Findingに関するコラボレーションの画面を示しています。

対応担当者はチームと協力して調査結果を分析し、適切な対応策を考えます。

 

7. モバイル UXアップデート


iF Design Award 2023 for SAP Fiori Mentor app


SAP Fiori Mentorアプリは、Fioriモバイル開発時に利用可能なFiori UIコンポーネントを検索、操作感を確認できるアプリケーションです。

そのSAP Fiori MentorアプリがiFデザインアワードを受賞しました: iF Design Award for the SAP Fiori Mentor app.

SAP Fiori Mentorアプリの詳細については、こちらをご覧ください(英語):

 

SAP FioriがwatchOSとWear OSで利用可能に


SAP FioriがApple WatchとAndroidのWatchで利用可能になりました!
エンドユーザーに、より効率的で生産的、そしてパーソナライズされた体験を提供します。

リアルタイムのビジネスインサイト、スマート通知、重要なタスクに外出先からシームレスにアクセスすることができます。


図16:SAP FioriがApple watchOSとGoogle Wear OSで利用可能に


以下のガイドラインと Figma UI キットを参照して、SAP Fiori に基づく新しいスマートウォッチのデザイン・システムをお試しください(英語)。

SAP Mobile Startの改良と新しいSmart Watch対応アプリ


SAP Mobile Startのユーザーエクスペリエンスに関する最新の改良がありました。2つのバージョンごとに情報をまとめています:

  • Exciting new security features with SAP Mobile Start 1.7,
    SAP Mobile Start 1.7では、セキュリティに関する新機能が追加されました。その1つが、ユーザーがアプリから抽出して他のユーザーと共有できるデータを管理者が制限できる機能です。

  • New enhancements for To-Dos with SAP Mobile Start 1.8,
    SAP Mobile Start 1.8ではToDoの機能が強化され、例えば音声でコメントを追加できるようになるなど、Watch対応アプリのアップデートも含まれています。


SAP Mobile Startは、スマートウォッチアプリとしても利用できるようになりました。

このアプリには、最新のToDoやビジネス情報が表示されます。ToDoをタイプ別にフィルタリングし、詳細を確認して、ToDoをすぐに処理することができます。

Apple Watchの機能を使えば、開いているToDoの数やモニタリング情報をWatch上で確認することもできます。


図 17: SAP Mobile Start の新しい Apple Watch 対応アプリ。中央の例では、ToDo リストから休暇申請をウォッチ上で直接承認する方法を示しています。


SAP Mobile Start が Apple デバイスに最高のユーザーエクスペリエンスを提供する方法については、こちらのブログ記事をご覧ください(英語):

現場技術者のためのSAP Product Model Viewerの拡張現実3D


製造業の生産性向上をさらに支援するため、SAP Enterprise Product Developmentソリューションの製品3D表示機能が、製造、サービス、メンテナンスの各プロセスに統合されました。
SAP Digital Manufacturingでは、生産現場の作業者がダッシュボードや作業環境で3D製品モデルを表示し、複雑な組み立てを効率化できるようになりました。SAP Service and Asset Managerモバイルアプリでは、現場技術者が3D拡張現実ソリューションを使用して、資産の保守を迅速化し、初回修理率を高め、ダウンタイムを削減することができます。このビデオで、実際の動きをご覧ください。


モバイルUXに関するさらなるニュース


モバイルデザイン、および2つのモバイルアプリの全体的なユーザーエクスペリエンスの向上と連動する機能向上のアップデートに関する最新情報は、以下のブログ記事をご覧ください(英語):

 

8. 最後に


SAP Fioriは新しいビジュアルテーマMorning Horizonテーマによって、より一層それぞれの画面の操作感およびデザインが直感的になり、さらにSAPソリューション間のより一層のUXの一貫性の向上が進んでいます。

SAP S/4HANA CloudだけでなくSAP AribaやSAP Success Factorsをはじめとするあらゆるアプリケーション、
Webだけでなく携帯・スマートウォッチまでも同じ操作感・デザインを提供しています。

ぜひ様々なアプリケーションの画面や操作感を体験してみてください。

 

本Blogは以下のBlogを参考にしています:

https://blogs.sap.com/2023/07/11/sap-fiori-update-yet-more-products-with-the-horizon-theme-and-impro...