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このページは、2016年6月に
carola.steinmaier によって書かれた英語のブログの抄訳です。
2016年6月に
carola.steinmaier によって書かれた英語のブログ
SAP Fiori Launchpad – Simplification of Target Mapping Configuration without LPD_CUST
最新の情報については、英語ページを参照してください。
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ターゲットマッピング は SAP Fiori Launchpad の設定の一部です。
これはタイルをクリックした際の、リンクまたはアプリケーションからアプリケーションへのナビゲーションによって呼び出されるターゲットアプリケーションのデバイスタイプやインテント(Intent)[セマンティックオブジェクト(Semantic Object)/アクション(action)] を定義するものです。
SAP UI Add-On 2.0 for SAP Netweaver ナビゲーションターゲットでは、トランザクションコード LPD_CUST を使用せずに、SAPUI5 Fiori アプリケーション、トランザクション、 Web Dynpro アプリケーションおよび URL を
SAP Fiori Launchpad Designer で完全に定義出来ます。
これはターゲットマッピング構成の重要な単純化で、パフォーマンスにプラスの影響を与えます。
タイルとターゲットマッピング
Fiori タイルカタログには2つのコンポーネントが含まれています。
- タイトル、サブタイトル、情報、アイコン、セマンティックオブジェクトなどのタイルのビジュアル部分を表すタイル、インテントベースのナビゲーションのアクション
- インテントがトリガされたときに起動されるターゲットアプリケーションを定義するターゲットマッピング
ターゲットマッピングの構成
SAP NetWeaver 7.50 より前では、SAP Fiori以外のアプリケーションをトランザクション、Web DynproアプリケーションまたはURLとして起動する場合のターゲットマッピングの設定には、
SAP Fiori Launchpad Designer に加えてトランザクション LPD_CUSTを使用する必要がありました。
SAP UI Add-On 2.0 SP01以降、トランザクション LPD_CUSTを使用せずに、SAP Fiori Launchpad Designer の中だけでターゲットマッピングの設定を行う事が出来ます。
Configuration of Target Mapping も参照してください。
以下では、さまざまなアプリケーションタイプのターゲットマッピングの設定方法をいくつか例を挙げて説明します。
SAP GUI トランザクションのターゲットマッピング
事例 :
それぞれのインテントがデスクトップデバイスでトリガされ、システムS4FIN でトランザクション FTRBP03 が実行されるとします。
トランザクションは、例えば以下のようなパラメータで起動することが出来ます。
- ビジネスパートナー
ターゲットマッピングの設定は以下の様になります。
URLパラメータの名前をターゲットアプリケーションで使用されるパラメータ名に変更するには、パラメータテーブル内の ターゲット名 Target Nameカラムを使用できます。
Web Dynpro アプリケーションのターゲットマッピング
事例 :
それぞれのインテントがデスクトップデバイスでトリガされ、システムS4EAM で Web Dynproアプリケーション WCM_WDA_WPが、
デフォルト値が定義されているいくつかのオプションのパラメータで起動されるとします。
ターゲットマッピングの設定は以下の様になります。
URL のターゲットマッピング
事例 :
それぞれのインテントがトリガーされると、SuccessFactorsアプリケーションが My Goal を表示するために、 company I0300 で開始されるとします。
ターゲットマッピングの設定は以下の様になります。
Recommendation
一般に、LPD_CUSTを使用せずにSAP Fiori Launchpad Designer 内でターゲットマッピング設定を使用することをお勧めします。
1つのツールのみを使用する事から、構成が簡単になるだけでなく実行時のパフォーマンス向上が見込まれます。
詳しい情報
SCN Blog:
Control visibility of tiles via separation of tiles and target mapping (英語)