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本ブログでは「Microsoft Excel からSAP HANA Cloudにアクセスする」3種類の方法


SAP HANA Database ② ODBC ③ OData  からの取り込み について解説します。

 

①SAP HANA Databaseからのデータ取り込み


前提条件



 

接続手順


SAP HANA Platform (オンプレミス型) は Excelからの接続をODBO経由で実現し、MDX ステートメントの実行を可能にします。note 2980910に記載がある通り、こちらはSAP HANA Cloudではサポートされておりません。


そのため、SQL ステートメントを代わりに使用します。SAP HANA ClientについてはSAP HANA Cloudにおけるインターフェースの使い方で詳しくご確認いただけます。


 


まず、エクセルファイルを開きます。データタブで データの取得> データべースから> SAP HANA データベースから を選択します。



 

接続ウィザードが開くので、サーバー、ポート(カスタム:443)、SQLクエリを入力します。



サーバーがわからない場合、SAP BTP Cockpit上で確認いただけます。


"SQL Endpointのコピー"を選択するとHANA Cloudの サーバーとポートがコピーされます。



次に、データベースのタブにご自身のSAP HANA Cloud userとパスワードを入力します。Windowsタブではないことに注意してください。



ナビゲーターでデータを選択すると、下図のようにプレビューデータが表示されます。ここではデータの変換や読み込みが出来ます。



私のパソコンでは、1秒当たり~2000行、計180,000行のデータがダウンロードされました。データはいつでも手動、自動で最新版にしていただくことが出来ます。エクセルにデータがロードされた後は、式、ピポットテーブル含めたエクセルの機能を自由に使うことが可能です。



”クエリと接続”メニューで、データソースと選択されたコラムが確認できます。



 

クエリのプロパティでデータの更新設定を行うことが出来ます。




 

②ODataからのデータ取り込み


前提条件



 

接続手順


SAP HANA Cloudの取り出したいデータ上にODataサービスを作成後、エクセルを開き、データタブ内の データの取得> その他のデータソースから >ODataフィードから を選択します。


ODataフィードで SAP HANA Cloud上に作成したOData serviceのURLを入力します。



 

認証設定を完了したらUsername, Passwordを入力します。



データのプレビューが確認でき、直接変換、読み込みが可能です



 

読み込みを行うとデータがローカルにダウンロードされます。いつでも手動、自動でデータを最新にしていただくことが出来ます。エクセルにデータがロードされた後は、計算式やピポットテーブル含めたエクセルの機能を自由に使うことが可能です。




③ ODBCからのデータ取り込み


前提条件



 

接続手順


SAP HANA ClientはMicrosoft ExcelやMicrosoft Power BIとの接続に使用するODBC driver も含んでいます。


 

まず、"ODBC データソースアドミニストレーター" を Windows clientで開き、新しいデータソースの追加を行います。 "新規のデータソース作成” 画面で ドライバー "HDBODBC"を選択します。


 

"ODBC Configuration for SAP HANA"でデータソースに名前を付けます。Port (443) を除いたHost名 (SAP BTP Cockpitで確認可能)、Port番号には 443を入力します。"Multitenant"ではなく、"TLS/SSL"を選択することに注意してください。




 

ODBC sourceを作成後、Excelを開きます。データタブ内の、データ取得 > 他のデータソース > ODBCを選択します。



 

ご自身が作成したODBC sourceを選択してください。私の場合は "HANA Cloud"になります。



 

SAP HANA Cloudの認証情報を入力します。




 

ユーザーがアクセス出来るすべてのスキーマが確認できます。アクセスしたいスキーマとテーブル/ビューを選び、"読み込み"を選択します。



 

データがローカルにダウンロードされます。いつでも手動、自動でデータを最新版にしていただくことが出来ます。エクセルにデータがロードされた後は、式、ピポットテーブル含めたエクセルの機能を自由に使うことが可能です。




 

さいごに


以上で、「Microsoft Excel からSAP HANA Cloudにアクセスする」3種類の方法である


SAP HANA Database ② ODBC ③ OData  からの取り込み についてご紹介しました。


今後もExcelに繋いで自由に分析ができるという接続方式様々な業界で役に立つでしょう


 

【関連文書】


・その他 Microsoft Excel 接続方式(Use Excel to query and analyze HANA data


SAP HANA CloudとTableauとの接続


SAP HANA Cloud関連文書まとめ


 

最後まで読んでいただきありがとうございます!


 

大原菜穂